フィギュア GPファイナル中止受け選考基準変更
日本スケート連盟は15日、理事会を開催し、来年2月の北京五輪代表内定選手7人が決まったと発表した。新型コロナウイルス「オミクロン株」の世界的な感染拡大による渡航制限などを受け、フィギュアスケートでは選考基準を修正した。
GPシリーズ上位6人(組)によるGPファイナル(大阪)の中止を受け、男女の選考基準では、当初GPファイナル「出場者上位2人」だった項目を「出場権獲得者」に変更した。男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)、宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子の坂本花織(シスメックス)が該当。その他大きな変更点はなかった。右足首負傷で今季大会出場のない羽生結弦(ANA)について伊東委員長は「(全日本に)出ないという話は聞いていない」と語った。