彭帥さん「性的暴行を受けたと言ったことはない」シンガポール紙の取材に応じる
シンガポール紙「聯合早報」は20日、女子テニスのダブルス元世界ランク1位の彭帥(Peng Shuai)さんのインタビュー記事を掲載。彭帥さんが「性的暴行を受けたと言ったことは一度もない」と語っていると報じた。
記事によると彭帥さんは19日に上海で行われたクロスカントリースキーの大会を訪れ、その際に取材を受けたという。
彭帥さんは中国共産党の最高指導部メンバーだった張高麗元副主将に性的関係を強要されたとSNSで告白。その後、安否不明とされていた。
彭帥さんはこの件について「誰かが私を性的暴行したと言ったことは一度もない。この点を強調しなければならない」とした。また、中国の国家メディアがツイッターで公開した女子テニス協会(WTA)サイモン会長に当てた手紙は「自ら書いたもの」とした。現在は北京の自宅に住んでおり、「常に自由です」と話したという。