霧馬山 合同稽古で御嶽海対策 今年1勝3敗「良い相撲を全然取っていなくて」

 攻め合う霧馬山(左)と豊昇龍(代表撮影)
 激しい攻防を繰り広げた霧馬山(左)と豊昇龍(代表撮影)
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 大相撲の幕内霧馬山(25)=陸奥=が21日、合同稽古2日目に参加し関取衆の申し合いで23番取って15勝8敗だった。「(番数が)少ないな。(前日に)久しぶりに稽古やって体だるくて。まだまだ取りたいですね。気持ちはあるけど。40番くらい取りたいけど」と不完全燃焼の口ぶり。

 モンゴルの後輩、豊昇龍(22)=立浪=とは3勝3敗。連日、2人で熱の入った稽古を繰り広げ、負けられない思いだ。

 対策は豊昇龍だけではない。この日は関脇御嶽海(28)=出羽海=を指名して稽古する場面もあった。

 対戦は最初3連勝したが、今年1年は1勝3敗と分が悪い。「最近、負けているんで。良い相撲を全然、取ってなくて。稽古場で直すなり。やっぱりなかなか自分の形になれない。(御嶽海は)当たって一気に前に攻めてくる。自分が先にちゃんと当たらないと。最初、3連勝、4連勝したけど、良い相撲を取っていたけど、最後、負けた時、一発で、何もやれなくて。下がって引いて負けている」と悔しい思いがある。

 先場所は新小結の地位で初日から5連敗。6勝9敗とはね返された。来年、三役定着が目標になる。

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