17歳の河辺愛菜トリプルアクセル成功で3位「ずっとイメージ」ノーミスで74・27点

SPでジャンプの着氷を決める河辺愛菜(撮影・堀内翔)
河辺愛菜のSP演技(撮影・堀内翔)
SPを終えてガッツポーズをする河辺愛菜(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(23日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、17歳の河辺愛菜(木下アカデミー)が74・27点と高得点を記録した。順位も3位につけ、フリーでの演技も注目される。

 演技が終わると、両手で大きくガッツポーズを作って喜んだ。河辺は冒頭で大技・トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させると、全てのジャンプを着氷。白い衣装で優雅に氷上を舞った。

 今季に入って試合で決めたトリプルアクセルを、大一番で再び成功させた。「6分間(練習)であまりよくなかったので、いいジャンプをずっとイメージして待っていた。それが出せたので、自分の中で課題をクリアすることができた」と喜んだ。

 25日のフリーへ、「ショートが良いときにフリーをいつも失敗してしまう。今年最後の試合で達成できるように、自分ができる一番いい演技をしたい」。北京五輪出場へ、好発進となった。

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