柔道女子、田中志歩が初優勝 体重無差別で70キロ級が頂点

 柔道の全日本女子選手権で初優勝し、笑顔の田中志歩=講道館(代表撮影)
 決勝 児玉ひかるを攻める田中志歩(手前)=講道館(代表撮影)
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 体重無差別で争う柔道の全日本女子選手権は25日、東京・講道館で行われ、23歳の田中志歩(JR東日本)が決勝で児玉ひかる(東海大)を破って初優勝した。9分30秒の熱戦の末、指導3の反則勝ちを収めた。

 田中は初戦の2回戦から5試合を勝ち抜いた。普段は70キロ級を主戦場とし、1986年の第1回大会を制した61キロ級(当時)の八戸かおりに次ぐ軽い階級の優勝者となった。

 昨年準優勝の橋本朱未(コマツ)と寺田宇多菜(JR東日本)が3位。最軽量級の48キロ級で世界選手権優勝の角田夏実(了徳寺大職)は初戦の2回戦を突破したものの、3回戦で一本負けした。

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