坂本花織が優勝で五輪内定「心がスカっと」圧巻演技234・06点 2位樋口、3位は河辺

フリーを終えてガッツポーズをする坂本花織=さいたまスーパーアリーナ(撮影・堀内翔)
坂本花織のフリー演技(撮影・堀内翔)
坂本花織のフリー演技=さいたまスーパーアリーナ(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子フリーが行われ、SPトップの坂本花織は圧巻の演技で優勝を決めた。フリーは154・83点、SPとの合計は234・06点だった。2位は221・78点で樋口新葉、3位には209・65点で河辺愛菜が入った。

 冒頭は大きなダブルアクセルを着氷。3回転ルッツも高さを維持して決めた。3回転フリップ-2回転トーループも予定通りに着氷。3回転サルコーも着氷した。

 スピンを経て、後半の3回転フリップからの連続ジャンプも着氷。ダブルアクセル-3回転トーループ-2回転トーループも着氷。どのジャンプもダイナミックさ、美しさを兼ね備えていた。ステップシークエンスを挟み、スピン、コレオシークエンスから、最後のジャンプ要素3回転ループも着実におりた。大きなミスのない演技をやり通し、右手で力強くガッツポーズをつくった。

 キスアンドクライで得点を聞くと、驚きを隠せず。人目をはばからず号泣していた。フジテレビによるインタビューには、「これ以上にないうれしさを感じていて、今は幸せでいっぱいです。一発内定を有言実行できて、今は心がスカっとしています」と語った。

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