宮原知子5位 点数は「想像していたくらい」右手に油性で「明るく自由に」など文字
「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、さいたまスーパーアリーナ)
女子シングルで、平昌五輪代表の宮原知子は合計206・51点で5位だった。後半のジャンプで転倒や、減点が続くなど苦しい演技となったが、高いスケート技術は健在で、演技構成点は70・92点をマークした。
演技を、「一瞬で終わってしまった。失敗はあったんですけど、最後まで自分の力を振り絞って滑れた」と振り返った宮原は、点数には「想像してたくらいの点数が出た。もう少し低かったらどうしようという不安もあった。まあまずまずかなと」と語った。
僅差で迎えたフリー。「あんまりはっきりとは覚えてない。とにかく練習してきたことをしっかりやりたい気持ちで一杯」と自分の演技に集中して臨んだという。今後へは「もう一度自分の演技を見て、振り返り(たい)」と語った。
右手にはペンで何か文字を書いていた。「英語で、タンゴで、楽しんで滑ると、明るく自由に、失敗から学ぶと書いてました。油性ペンで書いたので消えない」と笑った。