羽生結弦 五輪3連覇へ意欲「夢の続きを」「武器として4回転半を携えて」代表入り発表
「フィギュアスケート・全日本選手権」(26日、さいたまスーパーアリーナ)
北京五輪代表入りが正式に発表された羽生結弦が、会見で心境を語った。
「正直いって、僕にとっては、あまり考えていなかったオリンピックです。ここに来るまでに支えていただいた方への思い、現在も支えてくださっている方への思い。そういうことを考え、出ることを決意しました」と率直な心境を述べた。
その上で、「出るからには、勝ちをしっかりと、つかみ取ってこれるように。また、今回のようなアクセルではなく、ちゃんと武器として4回転半を携えていけるように精いっぱい頑張っていきます」と誓った。
3連覇に向けても「今、3連覇という権利を有しているのは僕しかいないので、もちろん、夢に描いていたものではなかったかもしれないですけど、その夢の続きをしっかりとまた描いて。あのころとはまた違った。前回、前々回とはまた違った強さでオリンピックに戻りたいなと思っています」と語った。