奥原希望 復帰戦も難なく3連覇 若手の奮起を期待「新星が出てきていない」

 「バドミントン・全日本総合選手権」(30日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 各種目の決勝が行われ、シングルスの女子で東京五輪代表の奥原希望(26)=太陽ホールディングス=が水井ひらり(NTT東日本)にストレート勝ちし、3年連続5度目の優勝を果たした。

 奥原が東京五輪以来の公式戦となった今大会で3連覇を達成した。10月中旬に受けた右足首の手術からの復帰戦でもあったが、6学年下の水井を得意のラリーで揺さぶり試合を支配。2ゲームとも21-11で難なく勝利した。優勝の喜びは控えめで「手応えは何も感じていない。結果だけ」。今回は世界選手権出場の日本代表が不在だっただけに「最近は新星が出てきていない。少し寂しい」と若手の奮起を期待した。

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