1区【通過順位一覧】中大・吉居「最古の区間記録」15年ぶり更新、1時間0分40秒

 手島駿(右)にたすきを渡す中大・吉居大和(撮影・伊藤笙子)
 手島駿(右)にたすきを渡した中大・吉居大和(撮影・伊藤笙子)
 東京箱根間往復大学駅伝で一斉にスタートする1区の選手たち(撮影・佐々木彰尚)
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 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)

 1区(21・3キロ)で、中央大の吉居大和(2年)が15年ぶりの区間記録更新を達成した。1時間0分40秒で、従来の区間記録、佐藤悠基(東海大)が2007年大会で記録した1時間1分6秒を大幅に破った。

 レース序盤から集団を抜けだして独走した吉居は、2分40秒台のラップを刻んで終盤へ。六郷橋を上り、最後の下りを含む3キロへ。終盤のラップも3分を切るペースをキープした。

 ラストは頻繁に顔をしかめ、腰に手をやる様子が見受けられたが、後方の車で見守る藤原監督からの区間記録を破るペースで来ていることも含めて猛烈なゲキを受け、走り抜いた。

 なお、1区の区間記録が、全10区間の中で最も古い区間記録だった。

 吉居は取材に「距離に対する不安はなかった。区間新は意識していたので、達成することができてうれしい。15キロ地点で行けるかなと思ったけど、そこからきつかった。ここで良いスタートを切れたので、大きく成長できたら」と語った。

 1区通過の順位は以下の通り。

(1)中大、(2)駒大、(3)東海大、(4)専大、(5)青学大、(6)国学院大、(学生連合)、(7)東京国際大、(8)帝京大、(9)法大、(10)国士舘大、(11)神奈川大、(12)東洋大、(13)明大、(14)山梨学院大、(15)創価大、(16)早大、(17)駿河台大、(18)順大、(19)日体大、(20)中央学院大

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