青学大に新星 1年・太田蒼生「プラン通り」3区で奪首 往路優勝の立役者に

 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)

 青学大にニュースターの誕生だ。初の大学駅伝となった太田蒼生(1年)が3区でチームを首位に引き上げる好走。同級生で5区を担った若林宏樹(1年)とともに往路優勝の立役者となった。

 首位争いを繰り広げた18キロ過ぎ、3区区間賞の丹所健(東京国際大)と並走を続けていたが、太田がスッと前に出た。「確信して出た。プラン通りで100点」。抜群のタイミングで仕掛けると、そのまま丹所を引き離した。

 大会前には「原監督は僕が高校生の時に『1年生から箱根駅伝の選手になったらスーパースターになるよ』と言ってくれたので、今回の箱根駅伝で僕がニュースターになれるような走りをしたい。外さない自信がある」と意気込んでいた太田。有言実行の快走に原監督も「3区で先頭に立つことができて、1番の理想の展開になった。太田は力がないと丹所君には付いて行けなかった」と目を細めた。新星の存在が、青学大にパワーを与える。

 ◆太田蒼生(おおた・あおい)2002年8月26日、福岡県出身。篠栗北中から大牟田高を経て青学大に進学。得意料理はハンバーグ。176センチ、58キロ。

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