法大ラスト1キロ滑り込み3年ぶりシード、中大は10年ぶり 早大、東海大が圏外

 総合10位でゴールした法大・川上有生(撮影・伊藤笙子)
 総合11位でゴールした東海大・吉冨裕太(撮影・伊藤笙子)
 シード権を逃し、下を向く東海大・吉冨裕太(撮影・伊藤笙子)
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 「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)

 し烈なシード権争いは、9位に帝京大、10位に法大が入り、次回大会の出場権を獲得した。一方で、東海大、早大はシード圏外となった。

 残り1キロ前後で、法大の川上有生(3年)が東海大をかわして10位に浮上。激戦を制して、3年ぶりのシードを確保した。6位に入った中大は、12年大会以来10年ぶりのシード権となった。11位に東海大、12位に神奈川大で、早大は13位、明大が14位だった。

 10位までの順位は(1)青学大、(2)順大、(3)駒大、(4)東洋大、(5)東京国際大、(6)中大、(7)創価大、(8)国学院大、(9)帝京大、(10)法大。

 昨年大会で圏外だったチームでは、中大と法大がシード権獲得。今大会のシード組では、東海大、早大が圏外となった。

 中央大の藤原正和監督は中継を担当した日本テレビのインタビューに「ほっとしました」と本音を口にした。3位以内もうかがう局面もあったが、それは次回以降の目標に。「いい形で今日の結果をステップにして、来年は表彰台にチャレンジして、100回大会優勝へ向けて、今年1年、精進したいなと思います」と展望を語った。

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