玉井陸斗「いい一歩を」パリ五輪へ今後は板飛び込みも注力、二刀流で経験積む

 飛び込み男子で東京五輪代表の15歳、玉井陸斗(JSS宝塚)が3日、兵庫県宝塚市で新年の初練習を行った。2024年パリ五輪を見据え「(今年は)世界選手権とアジア大会があるので、そこでいい結果を残して、いい一歩を踏み出せるようにしたい」と目標を掲げた。

 ランニングの後にプールで入念に入水の姿勢を確認した。東京五輪は高飛び込みのみに出て7位。今後は板飛び込みにも注力していく考えを示し「二刀流で五輪や国際大会に出て、経験を積んでいきたい」と語った。

 昨秋に現役続行を表明した41歳の寺内健(ミキハウス)もともに汗を流した。5月に福岡市で開催される世界選手権に向け「もう一度あの場で戦いたいという思いがあった。シンクロ板飛び込みをメインに頑張っていこうと考えている」と話した。

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