大坂なおみ 圧倒8強入り 第1サーブ改善、試合わずか58分「勝ててうれしい」

 「女子テニス・メルボルン・サマー・セット1」(6日、メルボルン)

 シングルス2回戦で世界ランキング13位の第1シード、大坂なおみ(24)=フリー=が世界ランク82位のマリナ・ザネフスカ(ベルギー)に6-1、6-1でストレート勝ちし、8強入りした。大坂は昨年9月の全米オープン後に休養に入り、全豪オープン前哨戦の今大会で復帰した。準々決勝では同75位のアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)と顔を合わせる。

 相手のショットがコートから外れて勝利をつかむと、大坂は涼しい顔で観客の拍手を浴びた。試合時間わずか58分での完勝。「勝ててうれしい」と笑みを浮かべた。

 約4カ月ぶりの実戦でサーブが入らずに苦しんだ1回戦に対し、力強い球筋を披露した。開始から3ゲーム連続で奪い、格下を圧倒。第2セットも序盤から4ゲーム連続で取り、一度もブレークを許さなかった。

 第1セットの第1サーブの成功率は1回戦の27%から62%に改善した。「前の試合で学んだので、第1サーブが一番大きいと思っていた」と納得の様子。凡ミスも52から18に減らした。

 毎朝、お香をたいて黙想し、気持ちを落ち着かせているという。試合ではいら立つシーンは少なく、穏やかな笑顔が多かった。「(笑顔は)自然に出たもの。毎日、小さな目標を設定している」と精神面での充実をうかがわせた。

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