ラグビー・中兄弟 8日を記念日に 兄孝祐は新L“開幕戦”、弟俊一朗は花園の決勝に

 ラグビーの新リーグ、リーグワンに参戦する神戸は6日、浦安とのリーグ初戦(8日、ユニバー記念競技場)を前に神戸市の神鋼灘浜グラウンドで練習を公開した。開幕戦として予定されていた7日の東京ベイ-埼玉(国立競技場)は、埼玉に9人の新型コロナウイルスの陽性者が確認されたことなどで中止が決定。神戸が、事実上の新リーグ開幕戦をホームで担うことになった。

 前身のトップリーグと同じ初代王者を目指すチームで、持ち前のフィジカルを生かした突破力で初めてメンバー入りしたのがWTB中孝祐(24)だ。開幕と同日に花園で決勝を迎える母校の東海大大阪仰星には弟のCTB中俊一朗(3年)が所属。自身も果たした全国制覇を目指しており、兄弟で大舞台を迎える。

 「走り方も顔も似ているとめちゃ言われる」という高校日本代表候補の弟は「刺激になる」と中。「親は(高校の)決勝を見に行くけど僕も頑張りたい」と苦笑いしながらも、8日を「中家の記念日になるようにしたい」と意気込んだ。

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