柔道・ウルフ 大減量宣言 TV引っ張りだこで過去最高体重「東京五輪以上の体を」
東京五輪の柔道男子100キロ級で金メダルを獲得したウルフ・アロン(25)=了徳寺大職=が7日、都内で行われている男子代表合宿に参加し、オンライン取材に応じた。
テレビで見ない日はないくらい引っ張りだこのウルフが、五輪2連覇へ本格始動の大減量宣言だ。22年の決意を色紙に漢字1文字で「減」と記し、「減量の“減”です」と照れながら回答。これまで118キロが過去最高の体重だが、それを軽く超えると告白した。
パリ五輪では現在の100キロ級で戦うことを改めて明言。その前に、まずは8月の世界選手権(タシケント)出場を目指す。今春にも実戦復帰する見込みだが、戦う体に戻すためには20キロ以上の減量が必須となる。
今回の代表合宿でも「何できついのか分からないくらいばてた」と体力のなまりを痛感。ただ、焦る様子はなく「ここがスタートライン。(パリ五輪まで)1年短いのは全く問題ない。脂肪を落として東京五輪以上の体づくりをしたい」と決意を示した。