東葛 本拠地開幕も黒星発進 全力プレーで信頼回復努める 滝沢主将「謝罪してもしきれない」
「ラグビー・リーグワン、東葛12-33横浜」(8日、柏の葉公園総合競技場)
本拠地での開幕戦勝利はつかめなかった。前半こそ粘りを見せたが、最後は12-33と完敗。SH田中は「東葛としてプレーできたことに感謝しています。負けたけど少しずつ成長していることは見えた」と振り返った。
昨年末にオーストラリア出身の元所属選手ブレイク・ファーガソンが違法薬物所持の疑いで逮捕された。チームは「全力プレーを通じて信頼回復に努める」と汚名返上へ負けられない一戦だった。
後半はミスが重なって失点し続け、同38分にSOレメキのトライなどはあったが及ばなかった。プロップ滝沢主将は「謝罪してもしきれない」とした上で「ただ僕たちはそれを背負って戦えたと自信を持って言える」。全力プレーで昨季1試合平均47失点していたチームは最後まで完全に崩れなかった。
TLと違い新リーグではホストエリアを設定。「いろいろ問題はあったけどTL以上にチームを愛していけると思う」と田中。地域に根ざし、開幕できた恩返しを今後も続ける。