世界王者ネーサン・チェンがSP驚異の115・39点 後半に4Lz-3T 全米選手権

 「フィギュアスケート・全米選手権」(8日、ナッシュビル)

 北京五輪代表選考会を兼ねて、男子ショートプログラム(SP)が行われ、大会6連覇が懸かる世界王者のネーサン・チェン(22)が大会歴代最高得点となる115・39点で首位発進を決めた。19年世界選手権銅メダルのヴィンセント・ジョウ(21)が112・78点で2位につけた。

 チェンは2季前のSPである「ラ・ボエーム」を再演したチェンは、冒頭の4回転フリップ、トリプルアクセル、最後の4回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプと完ぺきに成功。国内大会のため、ISU非公認ながら、驚異的な得点を叩き出した。

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