樋口新葉 五輪、新年、誕生日…祝福に感謝「どれに対しての『おめでとう』か分からないくらい」

 トリプルアクセルで転倒し悔しがる樋口新葉
 練習を公開した樋口新葉
 練習する樋口新葉と見守る岡島功治コーチ(左奥)
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 フィギュアスケート女子で北京五輪代表の樋口新葉(21)=明大=が11日、都内で練習を公開した。今季試合で成功しているトリプルアクセルについて「ショートプログラム(SP)から入れたい」とし「全日本以上の演技が目標。思い切り自分が練習してきたことを出せるように、何も考えずに滑れたら」と意気込んだ。

 代表選考会を兼ねた昨年12月の全日本選手権後は休養を取り「3日から滑り始めた」と樋口。2日には21歳の誕生日を迎えた。「(友人から)毎年あけましておめでとうと誕生日おめでとうの連絡がセットで来るけれど、今回は全日本2位と五輪に行けたことで『おめでとう』がいつもよりたくさん。どれに対しての『おめでとう』か分からないくらい言ってもらえてうれしかった」とにっこり。親友で競泳の池江璃花子(ルネサンス)からは「サーティワンのチケットをもらった」という。

 4年前、平昌五輪の代表選考に敗れた際「倍返し」を誓った。「倍以上の成果が出た」とこれまでの道のりを振り返り「4年前の気持ちは終わった。五輪が決まったので、そこでどれだけ力を発揮できるかが今の目標」と樋口。「アクセルを2本入れることもそう。もしアクセルを失敗しても、150点超えることがベスト」とし「自信がつけられる練習、試合前に『これならできる』と思える練習をしていけたら」と力強く話した。

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