坂本花織 団体戦「メダル狙える」2大会連続の五輪へ決意
来月開幕する北京五輪のフィギュアスケート女子日本代表3選手が11日、それぞれの拠点で練習を公開した。神戸市内で取材に応じた坂本花織(21)=シスメックス=は、2大会連続出場となる五輪で団体戦へのメダル獲得に意欲を見せた。
朝夜2部練習の坂本は、8時半からの朝のリンクでもフル稼働だった。中野園子コーチ、グレアム充子コーチから細かい指摘を受けながら、ジャンプの入りや技のつなぎなどを修正。ショートプログラム(SP)、フリーとも入念に確認した。
「夜は(体が)動くけど、どうしても朝は動きにくい。この時間に体を動かせるようにしたい」と言うのは、表彰台が期待される団体戦の対策だ。夜に行われる個人戦と違い、団体戦は午前スタート。「(メンバーとして)出られるかわからないけど、今年はメダルが狙えると思う。朝練で(SP、フリーとも)両方ノーミスになるように、調子をもう少し上げたい」と女子のエースとしてチームをけん引する。