貴景勝が休場 右足首じん帯損傷 春場所は5度目かど番の見通し
「大相撲初場所・4日目」(12日、両国国技館)
東大関貴景勝(25)が日本相撲協会に「右足関節じん帯損傷により約2週間の治療期間を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。貴景勝の休場は昨年名古屋場所以来8度目。
取り直しで敗れた3日目・宇良戦の最初の一番で右足首をねんざした。報道陣の電話取材に応じた師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると、再出場の意向はなし。このまま負け越して、3月の春場所は5度目のかど番となる見通しになった。
同親方は「最初の相撲で不自然な倒れ方をした」と説明。支度部屋から帰路につく際には足を引きずって歩く状態で、一夜明けても痛みが引かず、この日の朝に貴景勝から電話で休場の申し入れがあったという。「場所中にすぐには相撲が取れる状態にはできない。まず治療に専念して、春場所に間に合うようにやっていきたい」と話した。