バレー協会、嶋岡会長を解職 診断書偽造「組織的な隠蔽」

 日本バレーボール協会は13日、東京都内で理事会を開き、ビーチバレー国際大会に絡んで診断書が偽造された問題で、辞任の意向を示していた嶋岡健治会長(72)を解職することを決めた。記者会見した松下敬副会長は「組織として隠蔽があった。体質的なもの。一掃することが大事だ」と述べた。

 嶋岡氏、高野和弘事務局長、鳥羽賢二氏の3理事の辞任勧告と偽造に直接関わった小田勝美ビーチバレー強化部長(当時)の解任も決定。河本宏子副会長が会長代行となり、4月1日の新体制発足を目指して後任会長の選定などを進める。

 嶋岡氏は1972年ミュンヘン五輪金メダリスト。17年に会長に就任した。

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