ジョコビッチ敗訴で強制送還の見込みと現地報道 全豪オープン出場は厳しく
オーストラリアの連邦裁判所が16日、入国査証(ビザ)を同国政府に取り消されていた男子テニス・世界1位のノバク・ジョコビッチについて、政府の支持するとの判断を示したと、ABC、BBCなど、複数のメディアが伝えている。
これにより、オーストラリアには滞在できず、強制送還となる見込み。4連覇を目指していた全豪オープンにも出場できないとみられる。
ジョコビッチについては、書類の不備などでオーストラリアの入国ビザが一度取り消された。異議申し立てを経て、一度はこの「取り消し措置」が取り消されたが、ホーク移民相14日に大臣の権限を行使して、再び取り消し。オーストラリアの衛生や秩序の維持などが理由にされていた。
再びジョコビッチは異議を申し立て、審理が行われていた。