日本スポーツ賞の表彰式が１９日、都内で行われ、東京五輪男子体操で２冠に輝いた橋本大輝（２０）＝順大＝が奨励賞を受賞した。都合により式は欠席したが、「支えてくれた家族の存在、仲間、応援してくれる方々のおかげだと感謝している。現状に満足することなく、一層精進していきたい」とコメントを寄せた。

　また、五輪個人総合２連覇、世界選手権６連覇を果たした“絶対王者”内村航平氏の引退を受け「今後は自分たちの世代が日本の体操競技を世界で評価されるように、継続していかなければならないと改めて感じた。競技者として、人として成長し、多くの方に応援されるように競技を広めていきたい」と語った。新エースとしてレジェンドの抜けた大きな穴を埋める覚悟は十分だ。