照ノ富士 焦って土 高田川審判長「今日は強引に出過ぎた」

 「大相撲初場所・12日目」(20日、両国国技館)

 平幕の阿炎が関脇隆の勝を突き出しで破って10勝目を挙げ、2敗を守った。1敗だった横綱照ノ富士が小結明生に、関脇御嶽海は阿武咲にそれぞれ敗れ、トップに2敗の3人が並ぶ展開となった。阿炎は2場所連続で堂々の優勝争い。昨年まで6年連続初優勝力士が誕生する“荒れる初場所”で自身も初賜杯を狙う。大関正代は連敗を3で止め、5勝目(7敗)を挙げた。

 結びの照ノ富士まで不覚を取り、大荒れ。左前みつを取って一気に出たが、土俵際、かわされ逆転を許した。単独トップに立つチャンスを逃し、リモート取材にも対応せず。幕内後半の高田川審判長(元関脇安芸乃島)は「横綱が焦って出たね。いつも自分の形になってから出るんだけど、今日は強引に出過ぎたね」と話した。

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