村元哉中&高橋大輔組 RD好発進2位 転倒もジャッジ高評価「タイミングのズレ」
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(20日、タリン)
開幕し、アイスダンスのリズムダンス(RD)で村元哉中(28)、高橋大輔(35)組=関大KFSC=は転倒があったものの72・43点をマークし、2位につけた。キャロライン・グリーン、マイケル・パーソンズ組(米国)が80・62点で首位。1999年に欧州を除く4大陸(アジア、北中南米、アフリカ、オセアニア)の選手を対象として創設された大会で、初の欧州開催となる。
村元、高橋組が2位と好発進した。演技開始直後、高く上げた村元の足の下を高橋がくぐる際、体勢を崩した村元が転倒。それでも、その後は大きなミスなく「ソーラン節」を表現した。
高橋は「僕が一歩出遅れた分、潜り込むタイミングが合わず、哉中ちゃんの足を上げてしまい、転倒してしまった」と説明。村元も「ちょっとしたタイミングのズレ」と無念の表情で振り返った。
とはいえ、ジャッジからは技ごとに高い評価を得られているといい「世界と戦えている感覚がある」と村元。高橋も「ミスがなければもうちょっと点数が出たと思う。この経験を次につなげられたら」と前向きに話した。