北京五輪・日本選手団主将に高木美帆「大役に光栄」旗手は渡部暁斗と郷亜里砂に決定
日本オリンピック委員会(JOC)は20日、北京冬季五輪(2月4日開幕)の日本選手団主将として、スピードスケート女子の高木美帆(27)=日体大職=を選んだと発表した。旗手には、ノルディックスキー男子複合の渡部暁斗(33)=北野建設=と、スピードスケート女子の郷亜里砂(34)=イヨテツク=を選定。旗手は開会式で、日の丸を掲げて入場行進する。
高木は18年平昌大会で主将を務めた小平奈緒や、16年リオデジャネイロ夏季大会の吉田沙保里らに続いて、女子での抜てきとなった。
日本スケート連盟を通じてコメントを寄せ、「主将という大役をいただき、とても光栄。自分ができることに目を向け、どんな困難にぶつかっても、強くいられるように取り組んでいくので、応援よろしくお願いします」と決意表明。2連覇が懸かる団体追い抜きをはじめ、複数種目での金メダルに期待も懸かる超速エースが日本選手団を背中で引っ張る。