三原舞依が涙のV 五輪代表逃すも、17年大会以来2度目 フィギュアスケート四大陸選手権
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「フィギュアスケート・四大陸選手権」(22日、タリン)
女子フリーが行われ、SP首位の三原舞依(22)=シスメックス=がフリー1位で自己ベストとなる145・41点、合計218・03点で優勝した。17年大会以来、2度目の戴冠となった。
三原は演技終盤まで全てのジャンプを着氷する完璧な演技を披露。最後のスピンでミスが出たが、演技後は涙を流した。
昨年末の全日本選手権(埼玉)は表彰台と2・79点差の4位に終わり、北京五輪出場はならず。「全日本での悔しさを克服できるようなフリーを、力強く滑りたい」と話していた。
場内インタビューでは「ショートプログラム以上に緊張がすごくて始まる前から涙をこらえていた。四大陸選手権の代表に選んでいただけたことをうれしく思って、恥じない演技を両方そろえたい気持ちが強かった。感謝の思いでいっぱい」と振り返った。