沢松氏 大坂なおみ敗退も「以前ならラケットをガン」90位降下見込みも「半年以内には」
元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子氏が23日、TBS「サンデーモーニング」に出演。テニス・全豪オープンで、世界ランキング14位の大坂なおみが3回戦で、同60位のアマンダ・アニシモバ(米国)に敗れ、大会連覇を逃したことにコメントした。
沢松氏は「ランキングだけを見ますと勝って当然と思われると思うんですが、アニシモバ選手は、世界で期待されている若手の一人で、間違いなく今後、グランドスラムの優勝戦線にかかわってくるような逸材」と評した。
そのうえで「大坂選手の成長もある」と指摘し、「以前だったら自分がマッチポイントをとっていて、そこから試合をひっくり返されたりすると、ラケットをガンと折ってしまうようなシーンもあったと思うんですけど、この試合を見る限りではすごくメンタル状態も安定させようと工夫しているところもあり、最後の最後までクオリティーが落ちなかった」と指摘した。
世界ランクは一気に「90番くらいまで落ちてしまうんですが」としたうえで、「大坂選手にメンタルの強さ、安定性が加わった時には、間違いなく、あっという間に世界のトップ10に戻ってくると思います」「半年以内にはトップ10に戻ってきていると思います」と語った。