スノボ・平野歩夢 北京五輪「圧倒した結果頂点に」W杯3戦2勝の仕上がりに手応え
スノーボード男子ハーフパイプで冬季五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(23)=TOKIOインカラミ=が24日までにスポンサーのモンスターエナジーを通じて現在の心境を語り、日本勢初の金メダルが期待される北京五輪へ「他の人を上回れる圧倒的なものがあった上で、その結果頂点になれたら」と決意を示した。
スケートボードで昨夏の東京五輪に挑み、スノーボードでの調整期間は短くなったが「刺激的な部分が強くて、今思うと面白かった」と充実感を強調する。今季W杯で3戦2勝の仕上がりには「想定を超している。順調に合わせられている実感はある」と手応え十分だ。
21日には五輪前最後の実戦となった冬季Xゲームで2位。優勝は逃したが、斜め軸に縦3回転、横4回転する超大技「トリプルコーク1440」に成功した。「今までやってきた中で一番いいのが決められた。一つの技としてはかなり大きいと捉えられる完成度」と、好感触を得て本番に向かう。