張本智和、五輪会場のトイレで夢舞台を懐古「もう水谷さんいないのかと寂しい気持ち」

 混合ダブルスの3回戦に勝利し、タッチを交わす早田ひな(右)と張本智和(撮影・西岡正)
 第3セット、スマッシュが決まり、声を上げる早田ひな(左)と張本智和(撮影・西岡正)
 第3セット、スマッシュを放つ張本智和(右は早田ひな)=撮影・西岡正
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 「卓球・全日本選手権」(25日、東京体育館)

 混合ダブルス3回戦が行われ、東京五輪男子団体銅メダルの張本智和(18)=木下グループ=は、早田ひな(日本生命)とのペアで堀大志(岐阜信用金庫)竹本朋世(十六銀行)組を3-1で下し、16強入りした。4年ぶりの東京開催の全日本選手権で、3冠を目指し好発進を果たした。

 昨夏の東京五輪の試合会場でもある聖地に戻ってきた日本男子のエース。全日本仕様のレイアウトとあって雰囲気は違ったものの、試合前に入ったトイレで東京五輪を懐古したといい、「コートは色も変わっていたが、試合前に入ったトイレが(団体準決勝の)ドイツ戦前に入ったトイレと一緒で(五輪の)試合を思い出す。懐かしい気持ちや、水谷(隼)さんももういないのかと寂しい気持ちで、感慨深いものがあった」と、引退した大先輩の面影を懐かしんだ。

 今大会は中学2年時以来4年ぶりのシングルス制覇をはじめ、3冠を狙う。「全日本では良い思い出も悪い思い出もたくさんある。ここ数年は大阪(開催)でいい思い出を残すことができなかったが、東京では(史上最年少優勝を果たしたという)ジンクスも味方に付けて、実力以上のものを発揮できればいい」と爆発を誓った。

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