張本妹・美和 混合ダブルスで充実の3位 ジュニア女子では涙の準V

 混合ダブルス準決勝で敗れた張本・田添ペア(撮影・高石航平)
 決勝で敗れ、悔しそうな表情を見せる張本美和(撮影・高石航平)
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 「卓球・全日本選手権」(27日、東京体育館)

 張本智和(木下グループ)の妹・美和(13)=木下アカデミー=は、田添健汰(木下グループ)と組んで臨んだ混合ダブルス準決勝で吉村真晴(愛知ダイハツ)、鈴木李茄(昭和電工マテリアルズ)組に敗れ3位、ジュニア女子では決勝で木原美悠(JOCエリートアカデミー)に敗れ2位だった。

 混合ダブルスでは準決勝で惜敗し、初のきょうだい対決は実現できなかったが、「(混合複で)初めてメダルを獲得できて、田添選手と組めて楽しかった」と充実感を漂わせた。表彰式の時には、兄・智和に「おめでとう」と声を掛け、兄からは「メダル2つあるね」とお互いの健闘をたたえ合った。

 一方、ジュニア女子では格上相手とはいえ、一度もゲームを奪えず敗戦後に涙。「どうやればいいの分からずに負けた。自分の力を出せなかったのが悔しい」と首をひねった。

 「技術を含め、いろんな面でまだまだ未熟。たくさん試合をして、相手にされたことに対応できる選手になりたい」と自身の課題にしっかりと向き合った。「気を緩めずに、成長した姿を見せたい」。来年の全日本ジュニアでのリベンジを誓った。

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