NBAレジェンドがマスク拒否 コロナ持論で波紋「スター選手はばか」「イカレてる」
NBAのアシスト通算記録を持つジャズのレジェンド、ジョン・ストックトン氏(59)による新型コロナウイルスに関連した一連の言動が波紋を広げている。
米紙USAトゥデー電子版によると、ストックトン氏は新型コロナウイルス感染拡大後も一貫してマスク着用を拒否。母校ゴンザガ大の試合観戦規定のマスク着用を拒んだことから年間指定席を失った。また、同氏は地元メディアの取材に「100人以上、今では150人になっていると思うが、プロのアスリートがワクチン接種後に死亡している」などと答えたという。
ストックトン氏の一連の言動について、レイカーズなどで活躍したMVP6回のカリーム・アブドゥル・ジャバー氏(74)はCNNの番組で「パンデミックの本質を見失わせるような彼の発言は国民にスター選手は基本的にばかだと思わせていると思う。パンデミックと戦う最善の方法はワクチン接種であり、検査だ」とバッサリ。返す刀で「筋が通っていること以外の話は私には理解できない。彼が言っていることはワケが分からない」と斬り捨てた。
また、NBAに16年間在籍したデトレフ・シュレンプ氏(59)も自身のツイッターでストックトン氏の言動を「イカレてる」と批判。「本来の役割を果たせていないロールモデルが多すぎることが非常に残念だ」と苦言を呈した。