ナダル 3年ぶり決勝進出 10歳下に貫禄勝ち「頑張り続けて勝つ」
「テニス・全豪オープン」(28日、メルボルン)
男子シングルス準決勝で四大大会単独最多21勝目を目指す第6シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第7シードのマテオ・ベレッティーニ(イタリア)を3-1で退け、3年ぶりに決勝へ進出した。決勝は30日に実施される。
35歳のナダルが健在ぶりを見せつけた。成長著しい25歳のベレッティーニに貫禄勝ちし「頑張り続けて勝つ。それだけだ」と胸を張った。決勝で勝てば今大会不在のジョコビッチ(セルビア)フェデラー(スイス)を上回る四大大会最多21回目の優勝。四大大会を全て2度以上優勝する「ダブル・グランドスラム」の偉業も懸かる一戦へ「こういう機会が何度あるか分からない。チャンスを生かしたい」と力を込めた。