「ラグビー・リーグワン、神戸３７－４１埼玉」（２９日、神戸ユニバー記念競技場）

　埼玉が後半に４トライを奪って逆転勝利をおさめた。モデルの新井貴子との結婚を発表したばかりの埼玉・プロップ稲垣啓太は先発出場で、チームに貢献した。

　前半を終わって１５－２４と９点差をつけられていた埼玉は、後半最初のトライも山中に決められ、ゴールと合わせて１６点差をつけられた。

　この後もなかなか点差を縮められずにいたが、２２－３７から後半２８分にコロインベテが２本のトライを奪い、うち１本のゴールが決まり３４－３７と３点差に。そして試合終了間際に、インゴール直前でのラインアウトからモールで押しきり、堀江が抑えた。

　結婚を発表したばかりの稲垣は、日本テレビでの中継内でもインタビューに招かれた。「（自チームの）反則が多かったですね。先週、反則の多さを課題に挙げていたんですけれども、今日も多かったので、しっかり反省して次に向けて準備していきたいです」とまずは反省を口にした。

　ファンからは、結婚を祝福する声も飛んでいた。インタビューで結婚について水を向けられると、「本当に今日もこうやって質問していただいて、私事なのに試合の時間をとってしまって本当に申し訳ないんですけども、たくさんの方がおめでたい言葉をくれて本当に幸せだなと思います」と感謝した。笑顔になる回数も増えるかもしれませんね、と質問されると、少し間をあけて「期待していてください」と応じていた。