入江聖奈が五輪後初の国際試合で優勝 圧勝でU-22アジア選手権制す
「ボクシング・U-22アジア選手権」(29日、タシケント)
各階級で決勝戦が行われ、女子フェザー級で東京五輪金メダルの入江聖奈(21)=日体大=は、モンゴル選手を5-0判定で下して優勝した。初回からスピードで相手を上回り、ジャブ、ワンツーをクリーンヒット。フットワークも生かした攻撃で、5人のジャッジ全員が全ラウンドで入江を支持する完全勝利だった。
入江は五輪後、初の国際大会。初戦の準決勝で強豪のウズベキスタン選手に4-1の判定勝ちして決勝に進んだが、苦しい展開に「(好きなカエルではなく)オタマジャクシ以前。自分史上最悪の試合をしてしまった」と日本ボクシング連盟を通じてコメントしていた。反省を生かした決勝の圧勝となった。