早田ひなが激闘制して3冠王手!決勝で伊藤美誠と激突へ 加藤美優は無念の逆転負け

 加藤美優に4対3で逆転勝利し、決勝進出した早田ひな(撮影・佐藤厚)
 加藤美優(左)に4対3で逆転勝利し、決勝進出した早田ひな(撮影・佐藤厚)
 加藤美優(左)に4対3で逆転勝利し、決勝進出した早田ひな(撮影・佐藤厚)
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 「卓球・全日本選手権」(30日、東京体育館)

 女子シングルス準決勝が行われ、20年女王の早田ひな(21)=日本生命=が世界ランク26位の加藤美優(22)=日本ペイントマレッツ=を4-3で下し、2年ぶりの決勝進出を決めた。女子史上4人目となる3冠達成まであと1勝。午後2時開始の決勝では18、19年女王の伊藤美誠(21)=スターツ=と対戦する。

 相手の負傷など2度の中断も経て、1時間半を超えるフルゲームの激闘を制したのは早田だった。

 1-3と後がなくなって迎えた第5ゲームを11-9で取ると、第6ゲームも接戦でジュースに突入。2度の相手のマッチポイントをしのぎ、18-16でもぎ取った。最終ゲームも早田が強気でフォアハンドを打ち込み、11-7。

 執念の逆転勝ちを果たし、叫びながら拳を握った。

 早田は「最後は自分との戦い。最後は自分に勝てた。ここまできたら思い切ってやるだけ。試合を楽しんでやることができたので、最後も全力を出し切って、笑顔で終われるようにしたい」とコメントした。

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