伊藤美誠が3年ぶり優勝!「幸せです」盟友・早田ひなに4-1で完勝
「卓球・全日本選手権」(30日、東京体育館)
女子シングルス決勝が行われ、18、19年女王の伊藤美誠(21)=スターツ=が3年ぶり優勝。20年女王の早田ひな(21)=日本生命=を圧倒し、4-1で下した。
伊藤は対戦予定だった木原美悠(17)=エリートアカデミー=が発熱により棄権し、決勝に進んだ。決勝ではダブルスを組む、盟友との対戦。第1ゲームを11-5、第2ゲームを11-9で奪うと、第3ゲームは7連続ポイントをするなど攻勢を緩めず11-5。第4ゲームは奪われたが、第5ゲームで早田の勢いを食い止め逃げ切った。
早田は準決勝で世界ランク26位の加藤美優(22)=日本ペイントマレッツ=に4-3で勝利。女子ダブルス、混合ダブルスに続いての3冠はならなかった。
伊藤は「準決勝が不戦勝で、1試合目だったが入りが良くて、1ゲーム目から自分の良さを出せた。早田選手はどんな状態でも返って来ると思って試合をしていた。返ってきても自分の体勢を崩さずにできて、楽しめた。最後まで自分らしい卓球ができた。たくさんの方の前で自分のプレーができて幸せです」と笑みを浮かべた。