ナダルが大逆転で全豪オープン制覇 テニス四大大会単独最多の21勝目
「テニス・全豪オープン」(30日、メルボルン)
男子シングルスの決勝は世界ランキング5位のラファエル・ナダル(スペイン)が、初優勝を狙った世界2位のダニル・メドベージェフ(ロシア)を2-6、6-7、6-4、6-4、7-5のフルセットの末に破って優勝した。ナダルは四大大会の単独最多21勝目。
ナダルは第1、第2セット失い窮地に立たされたが反撃。最終セットを取って5時間24分間に及んだ死闘を制すると、顔を両手で覆ってコートにひざまずき喜びを表現した。
男子シングルスではナダルとロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と四大大会通算20勝で並んでいた。ナダルはこの日の優勝で、全豪、全仏、ウインブルドン選手権、全米を各2勝以上するダブル・グランドスラムを達成した。