スピードスケートの郷亜里砂 旗手の大役へ意気込み「奪い合わないように、仲良く」
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4日開幕の北京五輪で、日本選手団の旗手を務めるスピードスケート女子の郷亜里砂(34)=イヨテツク=が1日、開会式へ向け「しっかり笑顔で先頭を歩きたい」と抱負を語った。日本代表は会場の国家スピードスケート(速滑)館で調整。練習後に取材に応じた。
開会式は4日で、郷とノルディック複合の渡部暁斗(北野建設)が旗手の大役を担う。「すごく責任を感じる」と郷。渡部とは「まだ話したことがない」といい、打ち合わせは当日になる見込みという。不安もあるが、東京五輪の開会式はテレビで見ており“イメージトレーニング”はバッチリ。「奪い合わないように、仲良く行進します」と笑みを交えて話した。
会場については「いい感覚。滑りやすいリンク」といい「またここに来られたことがすごく幸せ。これから気持ちも高めたい」。13日の女子500メートルに出場予定。