近大・神崎大河が武隈部屋入門 相撲界の佐藤輝になる「心の軸しっかり」
21年12月の全日本相撲選手権で準優勝した近大4年の神崎大河(22)が2日、大相撲の武隈部屋へ入門することを発表し、師匠となる武隈親方(元大関豪栄道)とともに大阪府東大阪市の近大で会見した。目標はOBで1学年先輩のスター、阪神・佐藤輝明内野手だ。
学生時代から食事に連れていってもらい親交が深い。「佐藤選手のようにスケールが大きく誰からも応援される力士になりたい」と土俵で誰より“輝く”男になる意気込みだ。 先輩からは多くを学んだ。「佐藤選手はどんな時でも野球を楽しむという心の軸がしっかりしている」とプロでの手本にする。
武隈親方は前日付で独立し有望な新弟子をいきなり獲得。190センチ、155キロの恵まれた体格で突き押しを武器にする素材にほれ込み、自身が届かなかった横綱へ育成する。
神崎は三段目100枚目格付け出し資格を得ており、春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)で初土俵を踏む。