八村、復帰後最長24分出場で4得点 最高勝率サンズに惨敗

 「NBA、ウィザーズ80-95サンズ」(5日、ワシントン)

 ウィザーズの八村塁(23)がサンズ戦で今季自己最長となる23分57秒の出場で4得点、6リバウンドだった。チームは昨季の覇者で、リーグ最高勝率・808(42勝10敗)を誇る強敵に一時は30点以上の差をつけられるなどして惨敗。戦績は24勝28敗となった。

 1月9日の復帰戦から13戦連続でベンチスタートとなった八村は第1Q8分にコートイン。ショットクロック間際の苦し紛れに放ったロングシュートは外したが、右コーナーからのドライブでレイアップを成功させた。同Q終了間際の3点シュートは落とした。

 第2Qは開始3分に右45度の位置から1対1を仕掛け、ドリブルからのジャンプシュートを試みるもミス。ドライブからのフィンガーロールは213センチのマギーのブロックに阻まれた。

 チームは試合開始直後を除いて一度もリードを奪えず、前半を32-59で折り返す。後半に入ってもリズムをつかめない中、八村は第3Q残り1分半にオフェンスリバウンドからのミドルジャンパーを外す。最終Qは12分間フル出場し、トップの位置からドリブルで切り込み、ディフェンスのプレッシャーを受けながらジャンプショットを沈めて4得点目をマークした。

 2日の76ers戦では11得点を挙げ、5戦ぶりに2桁ポイントを記録した八村。しかし、この日はFG成功率28・6%(2/7)と振るわず、少ないチャンスを生かすことはできなかった。

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