八村所属ウィザーズのビールが手首手術で今季絶望「これが最善の決断」 球団発表

 八村塁(24)が所属するウィザーズは8日(日本時間9日)、チーム得点王のブラッドリー・ビール(28)が左手首の手術を受けるため、今季残り試合を欠場すると発表した。

 ビールは1月29日のグリズリーズ戦の第3Qに左手首を負傷し、その後の試合を欠場。検査で左手首の舟状骨・月状骨間靭帯の断裂が判明した。発表によると、この日、ニューヨーク市内の病院で専門医と球団医療スタッフの再検査を受けて手術を決めたという。同選手はチームを通して「このような形でシーズンが終わってしまうことに落胆している。しかし、これが最善の決断であると全員の意見が一致した。100%の状態で戻れることを楽しみにしている」とコメントした。

 ビールは昨季まで2年連続平均30得点を記録。今季はここまで40試合に出場してチーム最多の23・2得点、同2位の6・6アシストをマークしている。

 チームは昨オフに主力のウエストブルックらを放出するなどして、ビールを軸にしたチームづくりに着手。開幕から10勝3敗と好スタートを切ったが、その後は連敗を繰り返し、24勝29敗(7日現在)で東カンファレンス11位に低迷している。

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