飛び込み・玉井3位で決勝へ 鍵山“銀”に刺激
「飛び込み・翼ジャパン・カップ兼国際大会代表選手選考会」(10日、浜松市総合水泳場)
男子3メートル飛び板飛び込み予選が行われ、東京五輪男子高飛び込みで8位に入賞した玉井陸斗(15)=JSS宝塚=が406・95点の3位で、11日の決勝に進出した。トップ通過は須山晴貴(栃木県スポーツ協会)。玉井は、ブダペストでの世界選手権(6~7月)の代表選考を今大会で行うことが9日に発表された件についても言及した。
玉井は本職ではない飛び板でも勝負強さを見せた。「課題が出てしまった」と要所でミスが出たものの、最後の1本で全体最高得点となる82・25で予選を締めた。決勝に向け「しっかり修正したい」と意気込んだ。
フィギュアスケート男子の18歳、鍵山優真が北京五輪で銀メダルを獲得したことに「(今回は)日本の大会だが、自分たちも頑張ろうと思えた」と刺激を受けたと告白。世界選手権についても触れ「困惑はしているが、選手として頑張るだけ」と前を向いた。