八村、3戦連続2桁得点 3P2本含む13得点、今季最多3スチールも逆転負け
「NBA、ウィザーズ110-123キングス」(12日、ワシントン)
ウィザーズの八村塁(24)がキングス戦に出場し、21分50秒のプレーで3戦連続2桁得点となる13得点、2リバウンド、今季最多の3スチールを記録した。チームは逆転負けで借金5となった。
八村は第1Q残り5分からセンターのブライアントとの交代で出場し、5番のポジションで母校ゴンザガ大の先輩サボニスとマッチアップした。211センチのオールスター選手の頭越しにジャンプシュートを放つもミス。マークが代わった同9分にドリブルからのステップバックジャンパーを決めてこの日最初の得点を記録した。
サボニスにやり返したのは第2Q4分だ。左45度からの1対1でドライブし、ファウルを受けながらも右手でレイアップをねじ込む。フリースローも成功させて3点プレーを完成させた。その1分後にはアブディヤとの2対2からトップ左でボールを受けて3点シュートをさく裂させた。
前半を6点リードで終えたチームだったが、第3Q中盤から流れを失い、逆転を許す。八村は同Q残り7分からコートに立ち、ディフェンスを振り切ってのダンクシュートで3戦連続2桁得点をマーク。残り1分44秒にはワイドオープンのスリーポイントを沈めて加点した。第4Qは得点こそなかったが、パスカットでこの日3つ目のスチール。しかし、チームは後半45-64とリズムを取り戻すことができないまま、敗れた。