大相撲の新弟子検査は春場所後に延期 感染防止徹底…芝田山広報部長「苦肉の策」
日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は14日、大相撲春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて25日に行われる予定だった新弟子検査を春場所後に延期すると明らかにした。卒業式などに出席する新弟子も多いため、新型コロナ感染防止を徹底。春場所は前相撲も行わない。付け出し資格者のみ検査を受け、春場所に出場する。
代表電話取材に応じた同部長は「いろんな人との接触があって、万が一感染して部屋に戻ってくると、広がる可能性がある。大阪の宿舎には新弟子は入れない。大阪場所を円滑に行うための苦肉の策」と説明した。