八村、今季最多20得点 強烈ダンク4発&3P2発で快勝 実況も興奮「コンニチワ!」
「NBA、ネッツ103-117ウィザーズ」(17日、ブルックリン)
右足首捻挫で前日16日のペイサーズ戦を欠場したウィザーズの八村塁(24)が戦列復帰し、今季最長となる27分15秒の出場で同最多の20得点、1リバウンド、1アシスト、1スチールを記録した。ダンクシュート4本、3点シュート2本の活躍でチームは快勝した。
14日のピストンズ戦で右足首を捻挫した八村が2試合ぶりに出場。第1Qは残り4分38秒からコートに立ち、最初の2本のシュートを外したが、終了間際にトップ左からノーマークの3点シュートをきっちり沈めた。第2Qは5分半プレーし、ローポストの位置から体を反転させて相手をかわし、レイアップで得点する技ありのプレーを披露した。
第3Qはファウルで得たフリースロー2本を成功させた八村。圧巻のプレーは78-78で迎えた第4Qだ。開始直後に速攻からランニングダンクをたたき込むと、実況は「ハチムラ!コンニチワ!」と絶叫。同2分半にはリング下のオフェンスリバウンドから押し込んで加点し、2桁得点を達成すると、母校ゴンザガ大の後輩キスパートとのピック&ロールからワンバウンドダンクをさく裂させた。
その後も攻撃の手は緩めない。第4Q8分24秒にはトップの位置から今度はスミスとのピック&ロールでボールをもらってダンクシュート。残り1分30秒で2本目の3点シュート、さらに、がら空きになったゴール下でこの日4本目のダンクを決めて敵の息の根を止めた。
八村が1試合20得点をマークするのは昨年5月10日のホークス戦以来。