競泳 佐藤翔馬が金メダル平野歩夢に「怒っても自分の演技できるのすごい」
「競泳・コナミオープン」(20日、東京辰巳国際水泳場)
男子100メートル平泳ぎ決勝が行われ、東京五輪代表の佐藤翔馬(21)=東京SC=が出場し、1分00秒54で1位だった。「強化の一環として出場した。まずまずかな」とレースを振り返った。
20日に閉幕する北京五輪で印象に残っているシーンを問われ、ハーフパイプ平野歩夢(TOKIOインカラミ)の金メダル獲得の瞬間を挙げた。「怒った状態で3回目に挑んだ。そんな状態でも演技できることがすごい。自分も大きい舞台で自分の泳ぎができるようにしたい」と刺激を受けたことを明かした。
東京五輪のスケートボードにも出場した平野の夏冬“二刀流”にちなみ、報道陣から佐藤の二刀流の可能性について、質問が飛んだ。佐藤は「みてておもしろいのはスピードスケート。風の抵抗を受けるのか体験してみたい」と冗談交じりに笑顔で答えた。