山縣亮太 右膝を手術していた 現状回復「7、8割」 パリ五輪で自己ベストを

 陸上男子100メートルの日本記録保持者で、東京五輪代表の山縣亮太(29)=セイコー=が22日、オンライン取材に応じ、昨年10月に右膝を手術したことを明かした。手術は骨棘(きょく)の切除と腱(けん)の修復で、東京五輪後の練習で負傷したという。現状は「肌感覚で7、8割くらい。高負荷のウエート、走ったりはできない」と説明した。

 山縣は昨年6月に100メートルで9秒95の日本新記録を樹立。ただ、日本選手団主将として臨んだ東京五輪では予選敗退、400メートルリレーでバトンミスなど結果を残せなかった。「海外選手と出力が違う。自分が小さく感じた」と言う。オフシーズンは筋力強化を課題にしたが、その矢先にケガに見舞われた。

 リハビリを第一に考え、6月の日本選手権(大阪)の出場は未定。「2、3年後を目標に中長期的なプランで練習に励む。さらに強くなって帰ってくる」と照準は24年パリ五輪に合わせる。4度目の大舞台へ「自己ベスト9秒8を出したい。リレーでもメダル」と意気込んだ。

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