高梨沙羅、欧州滞在でW杯へ調整も「今後の大会出場は未定」 全日本スキー連盟発表

 全日本スキー連盟は24日、スキージャンプ女子の高梨沙羅(25)=クラレ=について、北京五輪後、渡欧し、W杯に向けて調整しているものの、今後の大会に出場については「現時点では今後の大会出場は未定となります」と、発表した。

 高梨は7日に行われた北京五輪混合団体で1本目のジャンプがスーツ規定違反により失格に。競技終了後、自身のインスタグラムに「私の失格のせいで皆の人生を変えてしまったことは変わりようのない事実」と、メダルを逃したことへの悲痛な謝罪文を投稿し、進退を検討する可能性まで示唆していた。

 13日の日本選手団の中間会見で、原田雅彦総監督はすでに中国を離れ、渡欧したとし「チームのみんな、国民の皆さまに励まされて、元気になった。W杯に出場し、元気な姿をみせたいと思っていると思う」と、W杯への出場意欲を示していると明かしていた。

 スキージャンプは25日開幕のW杯ヒンツェンバッハ(オーストリア)大会から再開される。高梨も遠征メンバーに名を連ねている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス